私たち清水木材株式会社は、
木材に関することなら
どんなことでも
お手伝いさせて頂きます
代表取締役社長清水 良二
日頃より清水木材株式会社をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
私ども清水木材の歴史は1910(明治43)年に祖父、清水末吉が始めた木材運送業「清水組」に端を発します。当時の神戸港は国際貿易港として開港してまだ20年足らずでしたが、すでに製材所向けにかなりの原木取り扱いがありました。「清水組」は神戸港に集まった原木を筏組みし、神戸市内にも多く存在した製材工場に運搬する業務を行っていました。また関東大震災では復興資材(木材)を横浜港から深川・木場まで運んだと祖父から聞いた覚えがあります。
そして運送業のかたわら少しずつ製材を始め、1921(大正10)年に当社の前身である「清水木材店」を創業しました。大正から昭和へうつり、そして開戦と共に木材統制が始まります。祖父は木材業を休業し、陸海の木材運送業に専念、阪神地区の軍需工場(艦船、車両)向けの木材供給部署の責任者として従事したそうです。
戦後は海外からの援助物資を全国に分配する業務にも携わりながら製材業を再開、1950(昭和25)年に「清水木材株式会社」を設立しました。戦前より造船用資材の取引があった川崎重工様から協力工場を拝命し都合百有余年の取引をいただいております。また川崎重工様が香川県坂出市に進出されたのを機に当社も協力工場の一つとして1967(昭和42)年、同地に工場を建設しました。その後坂出に進出した事をきっかけに様々なご縁が重なり、1977(昭和52)年から大和ハウス工業様との取引がはじまりました。現在プレハブ用桟木は当社の主力商品の一つになっています。これらの歴史のなかで木材の供給元は時代と共に大きく変わりました。
当社創業の頃は木材輸入が少なく、国産材がほとんどでしたが、戦後輸入されたのは東南アジア諸国(主にフィリピン)の木材でした。これらも戦後復興に大きく寄与したのは言うまでありません。その後1970年頃より北米材が輸入されはじめます。そして90年代後半からサプライはヨーロッパへと徐々に移行し現在に至っています。
最近「コロナ禍」と共に「ウッドショック」という言葉が紙面をにぎわせていますが、じつはサプライの変遷期には規模は異なるもののいずれも「ウッドショック」がありました。米国、中国の巨大な需要に比べると日本の需要など取るに足りません。ほとんど輸入に頼っている我が国はさらに国産材の利用を促進する必要がありますが、すぐにその生産量が倍増するわけでもありません。自社製材の再開もふくめ、視野を広げバランス良く材料の調達を行い、今回のような事態や災害など非常事態に備えたいと考えています。また木質素材の長所をそのままに短所を加工技術でカバーした新しい木材利用を提案して参ります。
創業者たちから受け継いだ清水木材の社是は ・品質第一・受注即納・在庫確保・誠意素直・能力成長
事業を継続するために最も重要なことは「顧客満足」ですが、我々はそのために変革を繰り返す事が求められます。我々は顧客満足とはこれすなわち 「お客様の要求する品質の製品を必要なときにリーズナブルな価格で提供すること」と解釈します。その中で社員たちが仕事をしやすい環境整備や安心して勤務できる安定した営業基盤を実現することは言うまでもありません。
当社は2021年に創業100年を迎えました。支えていただいた皆様に感謝申し上げます。先達が築き上げた信頼と実績を傷つけることなく、頂のさらなる彼方の風景を見てみたいというチャレンジャースピリットをつねに持ち続けてまいります。
これからの清水木材にご期待ください。引き続き清水木材へのご愛顧よろしくお願い申し上げます。
会社概要
- 会社名
- 清水木材株式会社
- 所在地
-
丸亀工場 |
〒763-0062 香川県丸亀市蓬莱町3-4 |
丸亀第二工場 |
〒763-0062 香川県丸亀市蓬莱町28-12 |
丸亀第三工場 |
〒763-0062 香川県丸亀市蓬莱町30番地 |
神 戸 本 社 |
〒652-0853 神戸市兵庫区今出在家町三丁目2番34号 |
- 設立日
- 1950年
- 創業
- 1921年
- 資本金
- 3200万円
- 役員
-
代表取締役 |
清水 良二 |
専務取締役 |
清水 康介(やすゆき) |
常務取締役 |
清水 郁美(ゆみ) |
取締役 生産部長 |
大廣 剛 |
取締役 営業部長 |
清水 末吉 |
監査役 |
村川 義行 |
- 従業員数
- 85人(2023年4月)
- 主要取引銀行
-
百十四銀行 |
丸亀支店 |
みなと銀行 |
本店営業部 |
みずほ銀行 |
神戸支店 |
高松信用金庫 |
丸亀城西支店 |
日本政策金融公庫 |
高松支店 |
商工組合中央金庫 |
高松支店 |
- 事業内容
- 木材の加工・販売・輸出入及び木材運送
製材業
住宅・造船用の建具、家具等の木材加工、製造加工及び販売業
各種建築資材の製造、販売及び、輸出入
港湾運送業
アルミ製品の製造、販売
製罐、鉄骨組立及び建築
工作機械の販売並びに、その仲介業
鋼材の切断、プレス、溶接、加工及び、販売業
モータープールの経営
ヨットハーバー施設の経営
小型船舶、艀の繋船及び、繋留船業
建築請負業並びに設計施工
代理販売事業
その他前各号に付帯する一切の事業
- 主要仕入先
- 伊藤忠建材株式会社
阪和興業株式会社
兵庫木材株式会社
双日建材株式会社
SMB建材株式会社
- 主要販売先
- 大和ハウスグループ
川崎重工株式会社
ジャパン・マリン・ユナイテッド株式会社
富士建設工業株式会社
帝人株式会社
株式会社LIXIL
三菱重工株式会社
- 有資格者
-
フォークリフト技能講習修了者 |
51名 |
大型特殊免許保有者 |
16名 |
玉掛け技能講習修了者 |
11名 |
高所作業車運転者技能講習修了者 |
3名 |
危険物取扱者 乙種4類 |
4名 |
2級ボイラー技士 |
2名 |
第一種衛生管理者 |
1名 |
品質管理検定 2級 |
1名 |
木材加工用機械作業主任者 |
7名 |
集成材のJAS格付け研修会修了者 |
3名 |
選別技術者研修会修了者(集成材) |
2名 |
接着管理士 |
1名 |
JAS製材等の品質管理責任者講習修了者 |
3名 |
木造建築物の組立て等作業主任者 |
2名 |
DIYアドバイザー |
1名 |
第二種電気工事士 |
3名 |
- 許認可一覧
-
構造用集成材(中断面、小断面)・造作用集成材 |
JPIC-LT 160 |
枠組壁工法構造用たて継ぎ材(たて枠用たて継ぎ材) |
JPIC-FJ 1 |
下地用製材 |
JLIRA-B・56・02 |
輸出用木材梱包材生産者登録 |
651009 |
全植検協 |
第53-02号(倉庫番号1,2号) |
輸出用木材梱包材消毒実施者認定 |
認定機関 財団法人 日本合板 |
一般建設業 香川県知事許可 |
許可番号(般・2)第9729号 |
- 所属団体
- 神戸木材業協同組合
香川県木材協会
日本木材輸入協会
日本集成材工業協同組合
川重協力工場協同組合
関西日本ラトビア協会
日中建築住宅産業協議会
アフリカ開発協会
会社沿革
- 1910年
(明治43年)
- 創業者 清水末吉が神戸にて木材海運業「清水組」を開業
- 1921年
(大正10年)
- 清水木材(株)の前身である「清水木材店」を創業
- 1941年
(昭和16年)
- 戦中木材業界国家統制令に基づき、一時休業
- 1945年
(昭和20年)
- 終戦と同時に木材販売業、海運事業を再開
- 1950年
(昭和25年)
- 清水木材株式会社設立 初代代表取締役に清水末吉が就任
- 1957年
(昭和32年)
- 川崎重工業株式会社の協力工場指定を受ける 同社への木材供給を一手に引き受ける
- 1967年
(昭和42年)
- 川崎重工業株式会社の香川県坂出市への進出を機に坂出工場を新設
- 1972年
(昭和47年)
- 輸入事業を拡大し、アメリカ及びカナダ、東南アジア諸国より原木直輸入に注力する
- 1977年
(昭和52年)
- 代表取締役清水末吉が、米寿を機に勇退、相談役に就任
第二代代表取締役に清水良が就任
- 1980年
(昭和55年)
- アメリカ・シアトルに現地法人 I-LINE CORPORATION 設立
- 1982年
(昭和57年)
- 坂出工場から丸亀新工場へ移転 大和ハウス工業四国工場への納入を本格的に開始
- 1988年
(昭和63年)
- カナダ・バンクーバーに現地法人 SHIMIZU MOKUZAI CANADA LTDを設立
- 1992年
(平成4年)
- 11月10日付を以って第三代代表取締役に清水格が就任
- 1995年
(平成7年)
- 本社工場が、「阪神・淡路大震災」により半壊の被害を受ける
丸亀第二工場を新設
北欧諸国からの製材品(原板)輸入を開始
- 2000年
(平成12年)
- 神戸工場の生産部門を丸亀工場に集約
- 2014年
(平成26年)
- 大和ハウス工業(株)の製造者認証を取得
プレハブ住宅パネルの生産開始
- 2016年
(平成28年)
- 帝人(株)と炭素繊維強化集成材の開発に着手
- 2020年
(令和2年)
- 会社設立70周年を迎える
- 2021年
(令和3年)
- 会社創業100周年を迎える
7月1日を以って第四代代表取締役に清水良二が就任